台湾で野球を観にいこう グルメと熱気と美女とお得なサービス

2019年10月
台湾の桃園にて中華職棒(台湾のプロ野球)を観戦。
今回は「総冠軍賽」という、日本でいう日本シリーズみたいな感じで
その年のチャンピオンを決める台湾シリーズの試合でした。

桃園にある野球場

桃園國際棒球場はLamigo桃猿(Lamigoモンキーズ)が使っている球場。

台北からは少し離れた場所です。
桃園機場捷運 桃園体育園区駅から歩いてすぐ。
台北からはMRTで所要時間約70分ほど。
MRTで空港方面に向かい、空港を超えてさらに先です。

帰りの乗車券が無料になるサービス!?

桃園体育園区駅に到着したところ、改札付近で小さな白い紙を配っていました。
これはなんと帰りの切符がタダになるというものでした。
同行していた台湾人の友達が教えてくれました。
外国人の私だけだと到底気づかなかった。

台北までの運賃150元ですからお得すぎる。
レギュラーシーズンでもこういうサービスがあるのだろうか。

Tシャツが入場者全員にプレゼント

入場ゲートから入ってすぐのところで、来場得点のTシャツを
受け取る場所がありました。
M、Lサイズを選べるようですが、Mサイズは既に品切れで
Lサイズを受け取りました。

 

グルメも充実

ピザ、ビール、コーラ、ホットドックといった
野球場でお馴染みのフードから、
台湾ならではのルーロー飯やタピオカミルクティーまで
本当に充実しています。そしてどれも日本の球場の
大体半額以下で楽しめます!

 

応援美女軍団

一塁側、三塁側のそれぞれベンチ上あたりに
応援の美女軍団が陣取っています。笑

この球場では、ラミゴモンキーズを応援する「LamiGirls」という
子たちが、観客席に向かって踊っている。

観客もたくさん立ち上がって一緒に振り付けをまねしながら
楽しそうに踊っていてなんとも微笑ましい光景。

 

台湾野球のレジェンドが引退

この試合の相手は中信兄弟(中信ブラザーズ)

このチームには彭政閔(ポン・ジェンミン)という選手が所属している。
この人は台湾野球におけるレジェンド的存在で
中信兄弟一筋18年、生涯打率3割越え、台湾のナショナルチームでも
キャプテンを務めるなどとにかく人気のある選手なんだそう。
国民からは恰恰(チャチャ)という愛称で親しまれている。

その彼が今年のこのプレーオフを最後に現役から退く、
ということでさらに国民の関心が集まっているそうです。

この試合でも彼は先発で見事なヒットを打ち、
その瞬間には、ホームのラミゴファンからもひと際大きな
歓声があがりました。

楽天に買収が決まったLamigo桃猿

この試合にはもう一つ大きな意味があります。
来年2020年から、日本ではお馴染み楽天にチームが買収されることが
決まっています。

これは同時にこのプレーオフを最後に、チームの名前が変わり
お猿さんのマスコット(もおそらく)変わり、
あの愛おしいラミガールズも変わってしまうことを
意味しています。

まだ正式発表は買収のみですが、いろいろと見納めになってしまう
要素がある試合なのでした。

試合は中信兄弟が圧勝

この日は1回表から中心兄弟が10点を取るという(笑)
大荒れのスタートを切り、最終的に13-6で中信兄弟が勝ちました。
2戦目でシリーズ1勝1敗となりました。

日本と同じく4勝先勝でチャンピオンとなるシリーズ。
大いに盛り上がっていました。

コメント